希望条件を整理してわかった『絶対譲れないポイント』

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希望条件を整理してわかった「絶対譲れないポイント」

家を買おうと決めたはいいけれど、「どんな家がいいか?」と考え始めると、思っていた以上に希望が出てくるものです。

  • 駅チカがいい
  • 日当たり良好がいい
  • 広いLDKが欲しい
  • 駐車場は2台
  • 収納もたっぷり欲しい
  • でも価格は抑えたい…

最初は「理想を並べてるだけで、これってただのワガママ?」と自己嫌悪にもなりました。
でも、それでもいいんです。まずは自分たちの“理想の暮らし”を棚卸しするところから家探しは始まるんだと、後から気付きました。

この記事では、私たち夫婦が希望条件をどう整理していったか、そしてその中から導き出した「譲れないポイント」について書いていきます。


希望を全部書き出すワークをしてみた

最初にやったのが、「とにかく思いつくまま、条件を全部書き出す」こと。

  • 立地(駅から徒歩○分以内、静かな住宅街)
  • 広さ(最低○帖のLDK、部屋数は3つ以上)
  • 建物(新築、中古、注文住宅)
  • 設備(床暖房、食洗機、浴室乾燥機)
  • 生活環境(小学校までの距離、スーパーの有無)
  • 予算(頭金含めて○○万円以内)

これを、夫婦それぞれ別々に書き出してから、照らし合わせてみると…

意外と意見が合う部分もあれば、「そこ重要だったの?」という意外な違いもあって面白かったです。


「欲しい」と「必要」は違った

希望をすべて出したうえで、次にやったのが、「それって本当に必要?」というフィルタリング作業。

例えば私がこだわっていた「駅から徒歩10分以内」。
毎日電車通勤してるならまだしも、今は在宅ワーク中心。
しかも駅近物件って価格が一気に跳ね上がる。

一方、夫がこだわっていた「駐車場2台分」。
「1台で十分じゃない?」と思ったけれど、両親が遊びに来ることや、将来2台持ちもあり得ると聞いて納得。

この段階で、「本当にその条件が必要なのか」を夫婦でじっくり話し合ったことで、次第に“譲れないもの”と“妥協できるもの”が分かれてきました。


譲れないポイント①|立地と治安

色々見て回った末に最も重視したのが立地と治安です。

安くて広くて綺麗な家でも、周りの環境に不安があったら落ち着いて暮らせない。
夜の雰囲気や通学路、近隣住民の様子なども実際に現地に行って確認しました。

子育て世代としては、静かで治安の良い住宅街にあるかどうかは絶対に譲れないポイントでした。


譲れないポイント②|家事動線と収納力

私自身、日々の家事ストレスを少しでも減らしたいと思っていたので、
「洗濯→干す→しまう」がスムーズにできる間取りや、回遊動線があるかなど、暮らしやすさを重視。

あとは収納。
ウォークインクローゼットやパントリーなど、「見せない収納」が充実していることもかなりこだわりました。

モデルルームを見て、「こんなにスッキリしてるのは収納が計算されてるからなんだ!」と実感し、
「収納が少ない物件は絶対に避けよう」と決意。


譲れないポイント③|予算と将来の家計負担

希望を詰め込むと当然ながら予算オーバーになります。
そこで私たちは「ローンの支払いが無理のない範囲であること」を最優先に。

ファイナンシャルプランナーに相談して、教育費・老後資金まで含めたライフプランを考えた結果、
「この金額以上は出せない」という明確なラインを設定できました。

「今、買える」ではなく「これからも安心して払い続けられるか」が重要です。


妥協できたポイント

逆に、妥協できたこともあります。

  • 築年数が新しいこと → 構造やリフォーム済みなら中古でもOKに
  • 南向き → 実際に見学したときの明るさの体感を優先
  • リビング階段 → 子どもがいない今は必須でないと判断
  • 駅チカ → 駅徒歩15分でも、バス便や周辺施設が整っていれば許容

妥協と言っても、むしろ現実的な判断力が身についたような気がします。


まとめ|「これだけは譲れない」と言える軸があると、家探しが一気に楽になる

情報に流されていた初期の頃と違い、「私たちにとって何が大事か」がはっきりすると、物件選びの視点が変わってきます。

例えばポータルサイトで物件を探すときも、「絶対に譲れない条件」だけで絞り込むようになったので、無駄に悩む時間が減りました。

もちろん、すべての希望を叶える“完璧な家”にはなかなか出会えません。
でも、自分たちの暮らしに本当に必要なものがわかっていれば、「これはこれでいい」と思える納得感のある選択ができるんだと実感しています。

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