家探しを始めて最初にやったこと&やればよかったこと
「そろそろ家を買おうか。」
そんな話が夫婦間で出るようになったのは、子どもが生まれてしばらく経ったころ。
賃貸では部屋数が足りなくなり、周囲の友人たちもマイホームを購入し始めていたことも後押しになって、私たちも本格的に「家探し」を始めることになりました。
けれど、家探しって何から始めればいいの?
調べれば調べるほど情報は膨大で、「わからないことがわからない」状態に…。
この記事では、そんな私たちが家探しを始めて最初にやったこと、そして「あの時こうしておけばよかった」と感じたことを赤裸々にまとめてみました。これから家探しを始める方の参考になれば嬉しいです。
最初にやったこと①|とりあえず不動産ポータルサイトを見まくる
まず手をつけたのは、誰もがやるであろう「SUUMO」や「HOME’S」などの不動産サイト巡回。
エリア・価格・間取りなどをざっくりと入力して、出てくる物件をひたすら眺めていました。
「こんな家に住みたいね〜」なんて軽い会話をしながらスクロールする日々。
ただこの段階では、情報を見ているだけで“選ぶ基準”が全く定まっていなかったんです。
だから結局、「いいかも!」と思っても、何が良くて何が妥協点かが曖昧で、どれもピンと来ずに終わってしまう。
最初にやったこと②|住宅展示場に行ってみた
「とりあえず実物を見てみよう!」と軽い気持ちで近所の住宅展示場へ。
モデルハウスはどれも広くて豪華で、まるで夢のような空間。
テンションは上がるけど、現実味がまったくない(笑)。
営業さんの説明も熱心で勉強にはなりましたが、
建売か注文か、中古かすら決めてない状態で行っても比較できないんですよね。
むしろ、「注文住宅っていいな…」と夢だけがふくらみ、予算とのギャップに後で悩むことに。
最初にやったこと③|銀行の住宅ローン事前審査
現実を知る意味でも「ローンでいくら借りられるか」は早めに確認しました。
ネットで簡易シミュレーションをした後、実際に銀行に行って仮審査を受けてみることに。
これは結果的にやっておいて本当によかったことの一つ。
「借りられる金額」と「返していける金額」は違うということを、この時に痛感しました。
無理のないローン返済額を把握できたことで、「現実的な物件価格の上限」が明確になり、選択肢もぐっと絞り込めました。
今になって思う「やっておけばよかったこと」
ここからは、「最初にやっておけば家探しがもっとスムーズだった」と感じたことを振り返ります。
① 希望条件の優先順位をもっと早く話し合うべきだった
最初の段階で「理想の家」をお互いにイメージしていなかったせいで、
モデルルームを見たときやネットで物件検索をするときに、基準がブレブレ。
後になって「これだけは譲れない」という軸ができてからは、判断がすごく楽になりました。
たとえば、
- 学区
- 通勤時間
- 部屋数
- 駐車場の台数
など、絶対に必要な条件と、妥協できる条件を事前に整理しておくことは本当に大事です。
② 地域の情報収集をしておくべきだった
物件の間取りや設備ばかりに目がいっていましたが、
結局のところ「住みやすさ」は周囲の環境や地域の雰囲気が大きく関わってきます。
治安、交通の便、スーパーや病院の距離、保育園の空き状況…
ネットでもある程度は調べられますが、実際に足を運んでみて初めてわかることが多いです。
住みたいエリアがなんとなくでも決まったら、実際に平日・休日・昼夜を見に行くことをおすすめします。
③ プロに早めに相談すればよかった
もっと早くに不動産屋やファイナンシャルプランナーに相談していたら、
見なくていい物件や検討しなくていいエリアに無駄な時間を使わずに済んだと思います。
素人の知識ではどうしても限界があるので、信頼できるプロを味方につけることの大切さを今なら強く言いたいです。
まとめ|最初にやるべきは「家族で話し合い」と「情報の整理」
家探しは情報量が多く、迷いがちなプロセスです。
でも、最初の段階で「自分たちがどんな家に住みたいのか」をざっくばらんに話し合い、
優先順位をある程度整理しておくと、後々の行動がグッと効率的になります。
そして、焦って決めるよりも、「暮らす」を具体的に想像しながら進めることが大切だと感じました。
これから家探しを始める方には、“理想”と“現実”のバランスを取りながら、後悔のない選択”をしてほしいと思います。
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