内見10件して感じた“写真じゃ分からないリアル”

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内見10件して感じた“写真じゃ分からないリアル”|現地でしか分からない5つのこと

物件情報サイトを見ていると、思わず「ここ、いいかも」と感じる家ってありますよね。
私も家探しを始めたばかりの頃は、毎日のように物件写真をスクロールしては、
間取り図をにらめっこして妄想していました。

でも実際に内見を始めて、10件以上まわって気づいたことがあります。

それは、写真や間取り図だけでは絶対に分からないことがたくさんあるということ。

この記事では、私が内見を通じて実感した「現地でしか分からないリアルな気づき」を紹介します。
これから家を探す方に、少しでも参考になれば嬉しいです。


1. 「明るさ」は時間帯と方角で全然違う

不動産の写真って、たいてい一番明るくて綺麗に見える時間帯に撮影されていることが多いです。
リビングが光に包まれて、まるで理想の暮らしがそこにあるかのような雰囲気。

でも実際に現地を訪れてみると、
「え、暗い…?」とギャップに驚くことも。

私が内見したある中古戸建も、
写真では南向きリビングで日当たり抜群のように見えましたが、
実際は隣家が近く、昼でも日差しが遮られていて薄暗かったです。

光の入り方や時間帯の変化は、現地じゃないと絶対に分かりません。


2. 音や周囲の雰囲気は現場に立たなきゃ分からない

「駅近」「生活便利」と書かれていた築浅の中古戸建。
立地も良くて、写真も綺麗。
「これは…!」と期待して内見に行ったのですが、現地に着いて5分で却下しました。

なぜかというと、車通りが想像以上に激しかったんです。
玄関を開けた瞬間にバスやトラックが頻繁に通り、騒音がすごい。
しかも、家のすぐ裏にコンビニのゴミ置き場があって、においも気になって…。

物件情報には絶対に書かれていないこと、実際の音・空気・人通りは、行って初めて気づきます。


3. 間取り図では分からない「広さ感覚」と「天井の高さ」

図面上は「リビング16畳」と書かれていても、
実際に立ってみると「思ったより狭く感じる」ことがよくあります。

その理由のひとつが、天井の高さ

たとえば、天井が低くて圧迫感がある家は、数字以上に狭く感じますし、
逆に吹き抜けがあると開放感が増して「同じ16畳でも広く感じる」んですよね。

また、家具の配置がイメージしにくい間取りだと、
「生活の導線が悪そう」とか「この柱、地味に邪魔かも…」と感じたり。

体感としての“暮らしやすさ”は、内見しないと絶対に分からないと強く実感しました。


4. 写真に映らない“古さ”や“生活感”の存在

中古物件の内見でよく感じたのが、
写真だと綺麗に見えるのに、実物は意外と年季が入っているというケース。

たとえば、クロスに細かな汚れがあったり、
床のキズ、扉のたわみ、設備の黄ばみなど、
細部の劣化は写真では分かりにくいです。

そして、人が今も住んでいる「居住中物件」の場合、
写真では生活感が消されていることが多いのですが、
現地では洗濯物、家具の配置、匂いなどから
“どんな暮らしがされているか”がリアルに伝わってくるんですよね。

これが「自分に合いそうかどうか」を判断する大きなヒントになりました。


5. 玄関からの視界や階段の角度までチェックすべし

個人的に地味に驚いたのが「階段の角度」。

ある建売住宅を見学したとき、階段が急すぎて
「子どもや高齢の親には危ないかも」と思ったんです。
でも図面上では階段の角度なんて分からない。

また、玄関を開けた時の第一印象、玄関からリビングへの動線、
キッチンから見える窓の景色…なども、現地でしか感じられない大事なポイントです。

「なんとなく好き」と感じる感覚も大切にした方がいいと、内見を重ねて思いました。


まとめ|10件まわってわかった「写真に頼りすぎない家探し」

物件情報サイトは便利です。
地図や写真、間取り、価格、築年数、すべてワンクリックで見られます。

でも、写真だけで「良さそう」と思っても、
現地を見たらまったく印象が変わることも多いというのが正直なところ。

逆に、ネットで見たときはピンと来なかったけど、
内見して「なんか落ち着く」「ここに住みたい」と感じた物件もありました。

物件選びに迷ったら、とにかく現地に行ってみる。五感で確かめる。
これに尽きるなと思います。

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