人生最大の買い物!契約までに確認した重要ポイント
「家を買うって、こんなに大変なんだ…」
実際にマイホームを購入してみて、私は心からそう思いました。
人生で何度も経験することのない大きな買い物。後悔したくないからこそ、契約前の確認作業は本当に慎重に、細かく行いました。
今回の記事では、私が契約までに「これは絶対チェックしてよかった!」と思えた重要ポイントを、リアルな体験を交えてお伝えします。
1. 金額と内訳は「最後の一円まで」確認!
家の価格って、広告に書かれている数字だけでは終わりません。
私が気になっていた建売住宅も、「3,480万円!」という目を引く価格だったのですが、いざ話を聞いてみると、
- 登記費用
- 火災保険
- 仲介手数料
- 外構工事
- 水道加入金
- 表示登記・保存登記
- ローン手数料や保証料
- 固定資産税の清算金
などなど、「あれ、なんでこんなに増えるの?」という費用がてんこ盛り。
結果、総額は400万円以上アップ…。
このあたりを曖昧にしたまま契約していたら、のちのち「聞いてない!」というトラブルにもなりかねませんでした。
最終的な見積書を出してもらい、「この金額で間違いありませんか?」と念押し確認。
さらに、口頭で聞いたことも必ず書面に残してもらうことを徹底しました。
2. 契約書と重要事項説明書の“読みにくさ”に負けない
契約時に出される書類の中でも、最も大事なのが「重要事項説明書」。
これがまた、めちゃくちゃ文字が小さくて、読みづらいんです…。
正直、最初は「まぁ、プロが説明してくれるならサッと聞いて済ませようかな」くらいに思ってました。
でも、ネットで「後から“知らなかった”が通じない」と読んで怖くなり、私は前日までにすべて目を通すことに。
その結果、次のようなことに気づきました。
- 私道に持ち分があること(将来的な管理が必要)
- 接道幅がやや狭く、将来車のサイズを変えにくい
- 地盤保証がついているが、有効期間が10年限定
- 越境物(お隣のエアコン配管)が確認されていた
これらを営業さんに確認して、「納得した上で契約」できたのは本当に良かったと思います。
読み飛ばしたくなる書類ほど、しっかり目を通すべし。
3. 契約前に現地へ「もう一度」行く
物件の内見をして、「ここにしよう」と心を決めてから契約まで、1週間ほど時間がありました。
その間に、「あの周辺って夜はどんな雰囲気なんだろう?」とふと気になり、夜にもう一度現地へ行ってみることに。
すると、
- 街灯が少なく、思ったより暗い
- 隣の家の駐車場がやや斜めで、車の出入りが多い
- 近くの公園に若者がたむろしている様子があった
など、昼間にはわからなかった“生活のリアル”が見えてきました。
また、平日の朝にも足を運んでみると、通勤時間帯の交通量や音の感じも確認できて安心。
家そのものだけでなく、周辺環境を“時間帯を変えて”見ることの大切さを痛感しました。
4. ローン契約前の“借入条件”は要チェック!
物件が決まり、いよいよ住宅ローンの契約…となったときにも、思わぬ落とし穴がありました。
最初に営業さんから聞いていた金利は0.4%台の変動金利だったのですが、いざ審査に通ったローンの中には、
- 保証料込みで実質金利が高くなっている
- 団信(団体信用生命保険)の内容が限定的
- がん特約をつけると金利が0.2%上乗せされる
など、最初に聞いた話と違う点がいくつも…。
比較のために他行の仮審査も取っていたおかげで、「一番納得のいく条件」の金融機関で契約できました。
「営業さんが言ってたから」だけで決めず、自分で銀行にも直接確認する。
これも、安心して住宅ローンを組むための重要ポイントでした。
5. 夫婦間の“思い違い”もすり合わせておく!
意外と見落としがちなのが、「家に対する夫婦の価値観の違い」。
例えば私たちの場合…
- 私:「キッチンは絶対対面式!」
- 夫:「壁付けでも良い。その分リビング広くしたい」
- 私:「2階リビング憧れる!」
- 夫:「階段多いの嫌だ」
というように、細かな部分で意見がズレていたんです。
話し合っていくうちに、「日当たりより動線」「見た目より収納力」など、お互いの優先度が見えてきて、最終的には**「これなら2人とも納得できる!」という着地点**を見つけられました。
契約の前に、夫婦でじっくり話し合う時間を持てたのも、納得購入につながった大きなポイントです。
まとめ|契約は「通過点」だけど、確認すべき“最重要ポイント”のひとつ!
家の購入は、人生で何度も経験するものではありません。
そのぶん、契約前の確認をおろそかにすると、あとから取り返しのつかない後悔につながる可能性も。
- お金のこと
- 契約書のこと
- 家そのものだけでなく環境や暮らしやすさ
- 金融機関とのやり取り
- そしてパートナーとの意思確認
どれも「大したことないかも」と思わずに、一つひとつ丁寧に向き合うことが大切です。
これから契約を迎える方にとって、少しでも参考になれば幸いです!
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