金利タイプ(固定/変動)どう選んだ?我が家の判断基準

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金利タイプ(固定/変動)どう選んだ?我が家の判断基準

住宅ローンの金利タイプを決める時、私は本気で悩みました。

「固定金利にしておけば将来的に安心っていうけど、金利高めだよな…」
「変動金利は安いけど、将来上がったら怖いし…」

ネットで調べるほど迷子になる金利の世界。
でも最終的には、“自分たちの家計や価値観に合った金利”を選ぶことで、納得のいく住宅ローン契約ができました。

この記事では、私たち夫婦が「変動か?固定か?」と悩みに悩んで出した答えと、その判断基準を詳しくお話しします。


まずはそれぞれの特徴を整理

迷ったときは「比較から」!
まず私たちは、変動金利と固定金利のそれぞれの特徴をざっくりと表にしてみました。

項目 変動金利 固定金利
初期金利 低め(0.3~0.6%台) 高め(1.0~1.5%台)
金利の変動 半年ごとに見直し(返済額は5年ごと) 契約時の金利がずっと固定
メリット 毎月の返済が軽い、総返済額が抑えられる可能性あり 金利上昇の影響を受けない、家計が安定しやすい
デメリット 将来金利が上がると返済額が増える可能性 金利が下がっても恩恵を受けられない

この時点では、「今は金利が低いし、やっぱり変動かな?」と思い始めていました。


住宅ローンの総額を試算してみた

でも「月々の支払いが安い=お得」とは限らないですよね。

私たちは、住宅購入先の不動産会社から紹介されたファイナンシャルプランナーに相談し、変動金利0.4%、固定金利1.3%での総返済額を比較してみました。

  • 【変動金利】0.4%/35年ローン ⇒ 約3,250万円(元利合計)
  • 【固定金利】1.3%/35年ローン ⇒ 約3,650万円(元利合計)

※借入額3,000万円の場合で試算。

この試算で驚いたのが、たった1%弱の差で総額400万円も差が出るという事実。
ただし、変動金利は「この金利がずっと続けば」という仮定なので、将来的に上がる可能性もあるということを忘れてはいけません。


将来の収入&支出の見通しを立てた

次に私たちがやったのは、「未来のライフプランの見通し」です。

  • 今後、夫婦で子どもを2人希望している
  • 妻(私)は出産後しばらく時短勤務予定
  • 教育費がかかる時期とローン支払が重なる
  • 夫は会社員で収入は比較的安定しているが、転職の可能性もゼロではない

この状況を踏まえると、「月々の返済額を極力抑えて、浮いた分を教育費や万一の備えに回す」という考え方が我が家にはしっくりきました。

家計にある程度余裕があるうちは変動、リスクを感じたら繰上返済 or 固定に切り替えも検討というスタンスに傾きます。


我が家の最終判断:変動金利に決定

いろいろ悩んだ末に、私たち夫婦が選んだのは 変動金利型(0.475%) です。

理由は以下の通り:

  • 初期金利が非常に低く、月々の返済が軽くなる
  • 固定との差額を「教育費・貯蓄」に回す計画を立てた
  • 金利が上昇しても5年ルール&1.25倍ルールがある(返済額が急激に上がらない)
  • 万が一金利が急上昇した場合は、10年以内に固定金利に切り替える準備をしておく

この決断を後押ししてくれたのが、「ローンの選び方に正解はない」というFPさんの言葉でした。

「変動でも固定でも、どちらを選んでもいいんです。大事なのは、“どんな変化にも備えておく”こと」

たとえ将来金利が上がったとしても、「それも想定済み」として備えておけば、心配しすぎる必要はありません。


固定金利を選ばなかった理由

ちなみに、なぜ固定にしなかったのかというと…

  • 今後10年ほどは子育てでお金がかかると想定
  • 借入額がやや大きく、固定にすると返済がやや苦しい
  • 「金利上昇リスク」に対して、我が家の貯蓄や生活力で対応できると判断

将来「やっぱり固定にしておけばよかったかも…」と思う日が来るかもしれませんが、それでも今の家計とライフプランに合った選択ができたと思っています。


まとめ|自分の家庭に合った“金利の選び方”を

住宅ローンの金利タイプは、人によって正解が違います。

  • 安心を優先したい人 → 固定金利向き
  • 月々のキャッシュフロー重視 → 変動金利が有利
  • 将来の収入に不安がある → 固定が安心かも
  • 貯金や副収入があってリスク分散できる → 変動でもOK

我が家のように「当面の支出を抑えたい」「でも将来に備えて柔軟に対応したい」というタイプには、変動金利が合っていました。

迷ったときは「家庭の将来像を話し合いながら、自分たちにとって何が一番大事か?」をじっくり考えてみることをおすすめします。

 

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