ローン審査で焦ったこと、正直に書きます。
家を買うと決めたとき、避けて通れないのが「住宅ローンの審査」ですよね。
物件の条件をあれこれ見ているうちはまだワクワクしていましたが、ローン審査が始まった途端、私たち夫婦の表情は一気に真剣モードに。
今回は、そんな私たちが住宅ローン審査で「これは焦った…!」というリアルな出来事を正直にまとめてみようと思います。
■ 住宅ローンの流れ、正直ちゃんと分かってなかった…
まず最初に言っておくと、私たちが住宅ローンの仕組みをちゃんと理解し始めたのは「物件を決めてから」でした。
営業さんに「ローンの仮審査、出しておきますね」と言われるまでは、正直あまり真剣に考えていなかったんです。
「とりあえず借りられるでしょ」くらいの軽い気持ちだったんですが……それが甘かった。
■ 仮審査でまさかの“条件付き”
物件が決まり、営業さんが提携している銀行で仮審査を進めてくれました。
必要書類を揃えて出し、数日後に連絡が。
「仮審査、条件付きでの承認です」
ん? 条件付き?
聞いてみると「ペアローンではなく、奥様単独での借入だと少し厳しいかもしれません」とのこと。
つまり、夫婦どちらか一方だけの年収では希望金額に届かない、という判断だったのです。
■ クレジットカードの“使いすぎ”が足を引っ張った!?
さらに担当者から言われたのが、クレジットカードの利用状況について。
私はネットショッピングが多く、楽天カードのリボ払い残高が少し残っていたんですよね…。
しかもその月、たまたま旅行や家電の買い替えでカード利用額がやや多め。
「現在の支出状況を見ると、もう少し負債を減らしてからのほうが本審査が通りやすいかもしれません」
要するに「ローン組むなら、その前にカードの残高ちゃんと減らしておいてね」ってことでした。
■ 思わず夫婦で“金融断捨離”
このままじゃ審査が通らないかも…と焦った私たちは、急遽家計の棚卸しをスタート。
- 使っていないクレカは即解約
- スマホの分割払いを一括返済
- 夫婦それぞれの奨学金残高を確認(私は完済済、夫はあと数十万)
- 銀行口座・証券口座の名義も整理整頓
そして何より、余計なリボ払いは全額繰上げ返済!
これが想像以上に心が軽くなりました。
■ 本審査では“資料の山”に苦戦
仮審査が無事に通り、本審査へ。
ここからが正直大変でした…。提出書類の多さ!
- 源泉徴収票
- 健康保険証のコピー
- 納税証明書
- 銀行口座の残高証明
- 勤務先の在籍証明(電話確認あり)
私たちは共働き&フルタイム勤務なので、勤務先に「住宅ローンで必要なので…」とお願いするのもちょっと気が引けました。
特に夫の勤務先が提出物に厳しくて、「社印入りの在籍証明書」を用意するのに1週間以上かかりました。
ここでスムーズに動けなかったら、物件の契約スケジュールにも影響が出ていたかもしれません。
■ 無事通ったけど、学びは大きかった
そんなこんなで無事に本審査は通り、晴れてローン契約も完了。
でも、今回のローン審査で学んだことは大きかったです。
- 日頃からクレジットカードは計画的に使うこと
- ローン審査に必要な書類や情報は事前に把握しておくこと
- 夫婦でお金の話をしっかり共有しておくこと
特に3つ目は、普段あまりお金のことを話し合わない夫婦にとってはハードル高めかもしれません。
でも、家という大きな買い物をするなら、「今どれだけ借りられるか」だけじゃなく、「これからどう返していくか」も真剣に考えるべきなんだと実感しました。
■ 最後に:これから審査を受ける方へ
ローン審査、たしかに面倒だし、不安も多いです。
でも、通らない理由には必ず“理由”があります。
焦ってもいい、悩んでもいい。でも、逃げずにひとつひとつクリアすれば、必ず前に進める。
この記事が、これからローン審査に挑む方のちょっとした参考になれば嬉しいです。
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